昨年、京都で大学の先輩が営む生活雑貨の店で見て気に入った、カセットコンロのガスを注入して使う卓上ガスバーナー。使い方はいろいろですが最近のお気に入りが「海苔を炙って食う」食べ方。
市販されている海苔は、焼き海苔だったり、味付け海苔だったりが多いですが、巻き寿司に使うために焼いたり味をつけたりしていない海苔を、炙ってその場で食べる。これがうまいのです。炙っていくと香りが出てきて色が変わってきてほんのり焦げたりして、口当たりもパリパリで香りもいいのでオススメの食べ方です。つまみとしてもヘルシーだし。
海苔は品質の良いものほど黒くて艶があります。いわゆる黒光しているものほど上質です。うっすら赤みがあるものがありますが、それは程度次第では赤腐れ病という色落ちしてしまった海苔ということになります。(市販されているものにそこまで品質の悪いものはないですし、赤腐れ病といっても食べて悪いものでもありません)そして、黒い海苔をあぶると色あざやかな緑色になります。たまにあざやかな緑のアオサノリが売られていますが、上質の海苔をあぶるとああいうきれいな緑色になります。
地元の特産品をつまみに地元の酒をやるってのも乙なものですね。(と言いつつこの日はワインでしたが。)