なんか聞いたことのある言葉だし意味するところは理解できる。と思ったら今年「観光立国推進基本計画」なるものが閣議決定して推進されているようだ。
観光で食っていこう。
ってことかな。最近はまあ外国人を見ない日はないですね。佐賀でですよ!一応佐賀空港は国際空港になっていて、上海や韓国との定期便が飛んでいるのでそのあたりから来られているようです。それに加えて、タイのトレンディドラマ?で使われたとかで鹿島の「祐徳稲荷神社」はドラマの聖地としてタイの方に人気のようです。
それにしても、日常生活の中で駅やバスセンター、ショッピングモール、ドラッグストアなどで外国の方をよく見かけます。いわゆる「インバウンド消費」ですね。外国の方は「店」にいらっしゃる。
さて、観光立国である。
資源もなく土地もない日本がこれからも世界から目を向けられるとしたら観光のターゲットとしてしかないという考え方には膝を打ちました。
「佐賀にはなんでんなか」(佐賀にはなにもない)が佐賀県人のDNAに刷り込まれた意識ですが、四季折々の美しい景色は日本の中ではありきたりかもしれないけど、砂漠のような土地に住む外国人にとっては、見たこともない緑豊かな景色ということになる。多くの人が一度は行ってみたいと思っているボリビアの「ウユニ塩湖」も現地に住む人にとっては代わり映えしない景色なのかもしれないし。
というわけで、今のところ「店」に来られている外国の方たちが「景勝地」や「温泉」などに自然にいらっしゃるようになればいいんでしょうね。
とはいえ観光先進国(そんな言い方があるかは知らないが)では観光客を制限する方向だそうです。観光客が増えすぎるといけないのはなんとなく想像できる。
まあなんにしても政府が言うとなんでも空々しいですな。
個人的には「観光立国」大ありだと思ってる。