経年変化は避けられず。

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玄関のアルミ引き戸の鍵がかからなくなり交換することに。

市販のアルミ引き戸用の鍵は各メーカーのいろいろな幅や穴の形状にどれにでも合うようには作られているけども、じゃあ付け替えればそれで済むかというとそうでもない。

引き戸の鍵というのは2枚の戸の召し合わせがきちんと合わないとうまくかからないので、一旦取り付けたもののかけるのにコツがいる状態になってしまい案の定ジジィには難しかったらしく、やっぱり鍵がかからないというので微調整が必要でした。

穴の中心から少しずらして、さらに少し上の方につけないとうまく合わないようだったのでステンレスのライナープレートを買ってきて微調整を繰り返したところやっとスムースにかかる状態になりました。

仕事柄建物の建具の建て付けが悪い場面によく遭遇するけど、経年の変化(劣化もあれば地震等の影響もある)によって動きが悪くなるのは当たり前のことのようですが、よくお客様からは、まだ◯年しか経っていないのに動きが悪いなんておかしいとお叱りを受けたりします。機械や車、建物もそうですがもちろん人だって同じことで徐々に変化が起こって調子が悪くなることはありうることです。

家電製品が数年で壊れることを怒る人はあまりいなくて、そんなもんかと思われているようですが、人も機械も車も建物も同じですよと言いたいですね。

玄関の引き戸を直しながらそんなことを考えていました。

 

取り付け穴から若干左にずらして上げ目につけて位置調整に苦心しました