子供の頃、近所の神社で春と秋にお祭りがありました。田舎の子供にとっては年に一度の楽しい行事です。イカ焼き、型取り、カルメラ、スマートボール、金魚すくい、たこ焼き、なけなしの小遣いではまかないきれないので、親にお祭りのお小遣いちょうだいとせがみ、特別なお小遣いをもらったもんでした。
時は流れて、ジジィと二人暮らし。日頃はジジィは一銭もお金を持っていません。金銭感覚がないというか、手にお金を持つとあっという間に使い切ってしまうので、何か必要な時に渡すようにしています。
どうやら介護施設の行事で、市内で行われているひな祭りに行くようです。子供の頃の自分と同じ、お小遣いをせがまれます(笑)
そういう時はお母さんはこういって渡しますよね。「無駄遣いすっぎいかんよ。大事に使わんば!」そして子供はこう答える「わかっとって、大事に使うけんちょうだい」ふふふ。